2026年9月6日(日)に長野県のビッグバード高井富士(X-JAM高井富士)で開催されたJNCC第7戦で、KTM 300 XCを駆る矢野 和都が総合優勝(COMP-AA1クラス優勝)を飾りました。13周を2時間23分52秒で走り切り、2位に5分19秒の差をつける独走でした。KTM 300 XC-Wの成田 亮も同クラス3位(総合4位)の表彰台を獲得し、KTMがAA1クラスの表彰台に2台を送り込みました。
難所BBロックで13周を走り切ったのは上位4台だけ。矢野 和都が独走、成田 亮も表彰台に上がりました。
今大会のコースには岩場セクション「BBロック」が組み込まれ、COMP-GPに出走した108台のうち13周を走り切ったのは上位4台だけでした。トップ争いは序盤、矢野と渡辺 学(Yamaha)の2台に絞られましたが、矢野は2周目に全体最速の10分32秒812を記録し、渋滞するBBロックでも前を譲らず、渡辺 学が5周でレースを終えると、そのまま独走で13周をまとめました。
成田 亮はKTM 300 XC-Wで2周目までトップグループに食らいつき、BBロックの渋滞で小林 雅裕(Husqvarna)に先行を許したものの、13周を走り切って総合4位、COMP-AA1クラス3位に入りました。
同じCOMP-AA1クラスでは、K's racing KTM名古屋の勝山 聖がKTM 500 EXC-Fで、残り2周でリアブレーキがロックするトラブルを抱えながらクラス8位(総合12位)で完走。COMP-AA2クラスでは、iRC TIRE basistautoの内嶋 亮がKTM 250 XC-Fでクラス3位に入りました。
優勝した矢野 和都は、レース後、こう振り返りました。
矢野 和都: 「勝ちました。残り2戦に繋がる勝利なので、チャンピオンシップをかなり有利に運べると思っています。今回はRG3のメカニックと一緒に下見に行って、後半に大渋滞していたBBロックにいてもらい、ラインを指示してもらう作戦がハマりました。高井富士は好きなコースなんですが、KTM 300 XCで走るのは初めて。ここはすごく滑るんですけど、車体のトラクションが良くてアクセルを開けられる。パワーのあるエンジン特性が全体的に伸びて、すごく走りやすかったです。ウッズも高いギアで転がしておけば、石でも木の根でもヒットして全然フワッといってしまう。今日はめちゃくちゃ楽に走れました。クロスカントリーをやるなら300 XCですね。皆さんぜひ買ってください。応援ありがとうございました」
クラス3位表彰台の成田 亮も、レース後、手応えを語りました。
成田 亮: 「結果は総合4位でした。2周目まではトップグループについていけて、頑張ろうと思ったんですけど、ビビリが入って離されてしまって。最後はBBロックで詰まっているところを遠慮して待っていたら、小林選手に抜かれて4位になってしまいました。でも、少しずつクロスカントリーライダーに慣れてきているのかなと思いますし、マシンもすごく調子が良くて自分に合ってきています。次の日高では絶対に優勝しますので、応援よろしくお願いします」
この結果、矢野 和都は今シーズン7戦中6勝目を挙げ、COMP-AA1クラスのランキング首位を固めました。JNCCは残り2戦。次戦はJNCC第8戦 八犬伝(10月11日)です。KTMの走りに、引き続きご注目ください。
2026年 JNCC 第7戦 ビッグバード高井富士 / COMP-GP総合
1. 矢野 和都 (RG3 Racing) KTM 300 XC 13周 2:23:52.947
3. 小林 雅裕 (ALPHATHREE) Husqvarna FE350 +7:33.934
4. 成田 亮 (NRT basistauto KTM香川) KTM 300 XC-W +11:23.038
<COMP-AA1クラス>
1. 矢野 和都 (RG3 Racing) KTM 300 XC
2. 小林 雅裕 (ALPHATHREE) Husqvarna FE350
3. 成田 亮 (NRT basistauto KTM香川) KTM 300 XC-W
8. 勝山 聖 (K's racing KTM名古屋) KTM 500 EXC-F
<COMP-AA2クラス>
3. 内嶋 亮 (iRC TIRE basistauto) KTM 250 XC-F
※総合順位・全リザルトは公式サイト(jncc.jp)をご参照ください。