2026 KTM 50 SX

デジタルイグニッションが搭載され、処理能力が向上し、よりクリーンな燃焼とスムーズなパワーデリバリーを約束します。フルサイズのKTM SXシリーズに見られるような、全回転域を通してそれぞれに理想的な点火タイミング得られる点は大きな利点です。スロットルケーブルアッセンブリーには、キンクや損傷のリスクを減らし、ケーブルの寿命を延ばす新しい安定化キャップが採用されています。

実績のあるDell'OrtoタイプのPHBG 19 BSキャブレターが、KTM 50 SXの商品生産の主要な位置を占め、エンジン、エキゾースト、エアインテークデザインと完璧に調和している。

全くの初心者のために、KTM POWERPARTSカタログでは2種類のパワーリダクションキットをご用意しています。1つ目は、エントリー・レベルの適度でコントロールしやすいパワーを4馬力に低減するもので、2つ目は中級レベルのライディング・レベル向けに8馬力を発揮するものである。

KTM 50 SXには遠心クラッチが装備され、若いライダーの複雑さを軽減し、ライディングの自信を高めるのに役立つ。マルチディスククラッチは回転域を通して正確かつ予測可能な出力を提供します。特別なツールを使うことなく、ライダーの好みやコース条件に合わせて設定可能です。また、強化されたクラッチバスケットは、耐久性、摩耗性、安定した性能を提供します。クラッチ自体は、高強度プレコートと、アッセンブリー全体の確実な締結のための締め付けトルクの増加により、品質が向上している。

KTM 50 SXには、ネジ山が長いBRISK製スパークプラグが採用されているため、プラグが折れる心配はもうありません。また、この技術革新のおかげで、スパークプラグに品番が印字され、簡単に読み取ることができる。

フルサイズのKTM SXシリーズを模倣したKTM 50 SXは、大型のKTM SXと同じ進化を遂げている。若いライダーのブーツを考慮することにより、ステップの上に立ち易いようにサイドパネルがよりスリムかつスマートに洗練され、立ち上がるときにバイクをしっかりと挟むことができるようになっています。フロントナンバープレートには、ロアートリプルクランプをルーストから保護するプラスチック製フラップが組み込まれています。トリプル・クランプといえば、モデル・スペクトラムには改良された固定機構が採用され、汚れや水からステアリング・ヘッド・ベアリングを保護することで、ステアリング・ヘッド・ベアリングの寿命が延びた。レンチのサイズも小さくなり、より実用的になった。タンクスポイラーは、上部にKTM特有のテクスチャーを施したバイコンポーネント・テクノロジーを採用。サイドのナンバープレートは可能な限りフレームに近づけられ、シートラインはややフラットに仕上がっています。

しっかりとグリップ！高品質でブラックの先細設計のハンドルバーは軽量アルミニウム合金製で、最高の安定性、振動減衰性、コントロール性を保証します。左側にはODIグリップ、右側のスロットルアッセンブリーにはバルカナイズドODIグリップを採用し、全体的なクオリティを高めている。ハンドルバー上のクラッシュパッドは、バーとのぶつかりや衝撃からライダーを守ります。

KTM 50 SXは、鍛造コネクティングパーツをフレームに組み込んだ高強度クロムモリブデン鋼フレームデザインを誇る。さらに、縦方向屈曲とねじり剛性のパラメーターを入念に計算し、テーラーメイドの剛性を可能にすることにより、これらのMiniフレームはこれまでにない品質を実現しています。フレームレイアウトは、ステアリングヘッドの後ろにクロスチューブを持たない典型的なMXデザインです。フルサイズモデルと同様、リアショックマウントはメインアッパーフレームチューブから独立しています。フレームガードも標準装備になっています。

「汚れがつかない」フットレストは、ステップに立ったときのグリップを向上させるために表面積が広くなっており、深い轍、スクラブ時のテイクオフ、バリアなどでの引っかかりが少なくなっています。

最新のサスペンション・テクノロジーを採用したKTM 50 SXは、最新の軽量35mm USD WP XACT AERフォークを装備。ホイールトラベルは205mmで、左フォークレッグのエアユニットは、ライダーの好みや体重、路面状況に合わせてエアポンプで簡単に調整できる。このアップグレードは、より優れたダンピングとコントロール性を意味し、サスペンションの性能を一歩前進させるものだ。リアには、自由調整可能なWP XACTモノショックが採用され、フレームへの取り付け位置も変更されコンパクトになり、フォークとの完璧なバランスとダンパー効果を実現しています。

KTM 50 SXは、フルサイズのKTM SXシリーズと同レベルのテクノロジーを採用し、油圧式ブレーキ・キャリパーと最新のフロント＆リア・ウェーブ・ブレーキ・ディスクを装備している。このシステムにより、特にウェット路面やぬかるんだ路面などの条件を問わず確実なブレーキ感と比類ない制動性能が確保され、耐久性とブレーキパッドの寿命も向上しています。

KTM 50 SXには、フルサイズのKTM SXシリーズにインスパイアされた最新鋭のPankl製ラジエーターが装備され、基本設計は同じで、すべてのハードコアな冷却特性を備えています。KTM 50 SXは、2つの小さなラジエーターではなく、より容量の大きい1つのラジエーターを使用しています。このコンセプトにより、ラジエーターをフレームにうまく組み込むことが可能になり、タンクのスポイラーが冷却フィンに効率よく空気を流し込んでくれます。

フルサイズKTM SXモデル同様、フロントナンバープレート後方に取り付けられたアワーメーターで、エンジン稼働時間を簡単に把握することができます。これにより、表示が見やすくなり、汚れや水が付着するリスクも抑えることができます。