2026年9月20日(土)・21日(日)に北海道日高町で開催されたMFJ全日本エンデューロ選手権第3戦「日高2デイズエンデューロ(HTDE)」で、K's racing KTM名古屋の勝山 聖がKTM 500 EXC-Fを駆り、最高峰IAクラスの2日間総合優勝、内嶋 亮もKTM 250 EXC-FでIBクラス完全優勝を飾りました。
6分を超える三島エンデューロテストが、2日間の山場に
1984年のITDEを起源とし、脈々とこれまで続いてきた日本が誇る最長のオンタイムエンデューロ日高2デイズエンデューロ。林道、牧野、スキー場のゲレンデなどに設定された4本のスペシャルテストは、北海道ならではの爽快なルートでつながれ、走行距離100kmを超えるスケールはシリーズ随一です。
昨年、総合優勝をものにした勝山 聖はDAY1の1本目、ゲレンデのクロステストで転倒して区間15位と出遅れましたが、立て直したのが最初の三島エンデューロテストで、6分21秒50の区間最速を記録して一気に総合2位へ浮上しました。決着がついたのは2本目の同テスト。雨でコンディションが悪化する中を6分41秒09で走り、この1本だけで当時首位の馬場 亮太に18秒22の差をつけて逆転。26分29秒57でDAY1を制しました。
DAY2は最終テストを迎えた時点で上位4人が6秒84のなかにひしめく展開になりました。勝山は最後のゲレンデで1分55秒49の区間最速を叩き出し、3位から2位へ浮上。2日間合計で首位を守り切りました。
IBクラスの内嶋 亮は、DAY1を27分41秒67、DAY2を15分46秒43でパーフェクトウィン。2日間合計の43分28秒10はIAクラスに並べれば5位に相当し、IA5位の石戸谷 蓮を21秒66上回る結果に。DAY1の2本目のクロステストでは2分18秒24を記録し、同じ区間の馬場 亮太とは0秒01、勝山とは0秒26しか差が無く、クラスを超えた実力を見せつけました。また、内嶋はこのHTDEで最終戦を待たずしてIBクラスのチャンピオンを獲得しています。
勝山 聖: 「Day2も2位でゴールできて、2日間の総合1位を獲得することができました。得意な三島のテストが今回ロングステージになったので、自分としてはうれしい展開でした。滑る路面や細かい起伏は500ccが得意なステージなんです。3速でオートマみたいに、開けなくても走れてしまう。振られたら車重があるぶん大変ですけど、それよりトルクのアドバンテージのほうが大きい。応援してくださった皆さん、ありがとうございます。次のチーズナッツも頑張りますので、応援よろしくお願いします」
内嶋 亮: 「KTM 250 EXC-Fで2日間を走り切って、DAY1、DAY2ともに1位、総合優勝することができました。開幕戦と第2戦はJECのやり方が自分のこれまでと違うと感じるところがあって、そこから何か月かやってきましたが、今までのコースと違って自然の地形のなかで走るのが僕には向いているんだな、というのを今回感じました。IAクラスも含めた総合でも5位に入るタイムだったので、ようやく来たかなという気持ちです。来年に向けていい材料になりましたし、自信にもつながりました。次戦も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
シリーズは残り1戦。IAクラスのタイトル争いは最終戦に持ち越されました。次戦は10月24日(土)・25日(日)、福島県のチーズナッツパークです。KTMの走りに、引き続きご注目ください。
2026年 MFJ全日本エンデューロ選手権 第3戦 日高2デイズエンデューロ / 2日間総合(正式)
<IAクラス>
1. 勝山 聖 (K's racing KTM名古屋) KTM 500 EXC-F 41:23.49
4. 太田 幸仁 (TEAM RABBIT with 太田塾) KTM 350 EXC-F +1:27.48
<IBクラス>
1. 内嶋 亮 (iRC TIRE basistauto) KTM 250 EXC-F 43:28.10
<NBクラス>
2. 荒川 昌太郎 (K'sRacing HPCreators支部) KTM 350 EXC-F 34:25.76
3. Strassmeir Kevin (KTM Japan) KTM 250 EXC-F 34:32.50
※全リザルトは大会公式発表をご参照ください。