01. 駆動装置

エンジン
このフル電動、バッテリー駆動空冷永久磁石モーターは、KTM SX-E 5の小さなシャシーと完全にマッチするコンパクトでスリムなデザインが特徴的です。これはまた、防塵性と防水性により摩耗がなく、メンテナンス不要です。内蔵の制御ユニット(ECU)はダイレクトで、非常に制御性の高いパワー伝達が可能です。

メーカー希望小売価格: 700,000 JPY*
このフル電動、バッテリー駆動空冷永久磁石モーターは、KTM SX-E 5の小さなシャシーと完全にマッチするコンパクトでスリムなデザインが特徴的です。これはまた、防塵性と防水性により摩耗がなく、メンテナンス不要です。内蔵の制御ユニット(ECU)はダイレクトで、非常に制御性の高いパワー伝達が可能です。
KTM SX-E 5の新しいフレームデザインは、軽量な高強度クロモリ鋼により形作られ、最大の縦剛性と最適なねじれ剛性を兼ね備えています。サブフレームは軽量のガラス繊維補強プラスチック材で製作されており、シート高を変えるために、2つの位置で取付け可能です。これは、若いレーサーがKTM SX-E 5と一緒に「成長できる」ことを意味します。
大型のKTM factoryレーサー同様、KTM SX-E 5には軽量なブラックアルマイト仕上げのアルミ製リムが装着され、万一の場合でも優れた強度と耐久性を実現しています。これにはOEM MAXXISのキャラメルブロックタイヤが装着されており、どんな路面でも高いグリップ力を発揮します。
KTM SX-E 5はチューブ径35 mm、ストローク205 mmのフルアジャスタブル倒立式WP XACTエアフォークを採用しています。これにより、優れた快適性、ダンピング性能、方向安定性が保証されます。ジュニアクラスのライダーにとっては、シンプルなエアポンプを使うだけで、左フォークレッグに装着されたエアスプリングをライダーの体重に合わせてぴったりと調整できることも大きな魅力です。
高品質のWP製XACTショックアブソーバーは新しい鋳造スイングアームに直接接続されており、優れたダンピング性能を提供します。ダンピングをライダーの好みやトラック条件に合わせて設定できるため、完全な調整が可能になります。ショックアブソーバーにより、リアホイールは185 mmのストロークが実現されました。
KTM SX-E 5は、アルミ合金で制作されたNEKEN製のテーパーハンドルバーが装備されており、最高レベルの安定性と安全性を保証します。テーパー直径は中心エリアで28 mm、屈曲部分で22 mm、そして握り部分で18 mmとなっています。これにより、左側により細いロックオンODIグリップを、右側には電子駆動装置向けに新たに開発された、加硫処理ODIグリップ付きのスロットルアセンブリを装着できるようになりました。ハンドルバーブレースには追加でクラッシュパッドが装備され、ライダーを危険な接触から守ります。
KTM SX-E 5のシート高は複数の段階に調節することができます。標準モデルのシート高は665 mmとなっていますが、2つの簡単なステップ(車体とシートを下げ、ショックアブソーバーの位置を変えること)で、615 mmまで簡単に下げることができます。フロントロークはトリプルクランプで下げることもできます。さらにKTM PowerPartsカタログにあるサスペンション下降キットを使うと、サスペンションユニットをさらに最低シート高の560 mmまで下げることができ、4歳以下の小柄のライダーにも対応できます。
KTM SX-E 5は、最新のインモールドグラフィック、factoryルックのオレンジフレーム、レース用に研ぎ澄まされた車体を採用し、READY TO RACEを叫ぶような速くてアグレッシブなスタイルを実現しています。この小さなバイクはレースに勝つためにここにあるのです。
ステアリングヘッドとシートの間には、多機能インストルメントディスプレイが設置されています。ここでは、ユーザーは6種類のライドモードから選択できます。各モードは、まったくのビギナーから経験豊富なライダーまで、それぞれに適したパワー特性を提供します。装置にはバッテリー残量も表示されます。
KTM SX-E 5は、84個の最新のリチウムイオン電池が丈夫な鋳造アルミニウム製ケーシングに格納されています。そして、このケーシングは電気エンジンの真上に装着されています。エネルギー容量は907 Whで、これは条件や地形によって異なりますが、ビギナーでは2時間以上の走行、フルスロットルレースでは約25分間の走行が可能です。内蔵のバッテリーマネジメントシステム(BMS)がバッテリーパックの安全性と寿命を保証します。
KTM SX-E 5には、転倒時にパワーを切断するロールオーバーセンサーが搭載されています。また、リストストラップ式カットオフキーにより、制御不能走行事態の発生時にはモーターを停止します。さらなる安全対策として、ライドモードをロックして、シート下のドングルを使用して保存しておくことも可能です。こうすることで、若いライダーや経験の浅いライダーが誤ってよりパワフルな乗車モードに切り替えてしまうことを防止します。